2011年7月9日土曜日

「練習」 - 日本のために -


最初、Pray for Japan と見間違っていました。祈りをこめて、演奏している言うことだと。
よく見ると、practice 、日本のために練習???


お分かりになられた方にとっては、以下不要な解説です。私と同じく???だった方へ


私は、日本の学校では、practice=練習てしか習わんけど、きっと、なんか他の意味もあるんだ。と、思いました。乏しい英語力ではどうにもならず・・・辞書からこじつけると、


日本のためにすること。
実行せよ。日本のために。


ということかな?なんかしっくりこないけど。と、思っていたところ、アメリカの友達がちょうどこの記事をシェアしてくれたので、「どう訳すればいと?毎日、練習練習言ってる私の頭では、practice =練習?なんだけどと、思いっきり、疑問を丸投げしてしまった。


そしたら、彼も、初めは「何だろう」と思ったからって、なんと、調べてくれました。ちゃんと、ヨーロッパスズキ協会(ESA)のサイトに、記載があるそうです(失礼しました、それこそ英語力が)。


http://www.europeansuzuki.org/
http://www.europeansuzuki.org/blog.asp?Display=113


Suzuki-students (all music students for that matter) practice their instrument every day. 
On one special day, Saturday the 9th of April 2011, all over the ESA region, students and teachers can participate in a huge sponsored practice Marathon.
で、「本当に 練習 をすることで、寄付の金額を決める​やり方」だと教えてくれました。


方法は、  
誰かにスポンサーになってもらい(例えば親とか)、15​分練習する毎にいくら寄付するというのを予め宣言してお​いて、実際に自分の練習時間によって、スポンサーにお金​を出してもらい、そのお金を寄付をする。


エントリーのフォームを参照ください。
http://www.europeansuzuki.org/Uploads/File/News/Practice%20for%20Japan%20sponsorship%20form.pdf


アメリカの校でも、例えばFun Runって言って、同じようにスポンサーを募って、校庭​一周いくらって宣言しておいて、時間内に何週走ったかで​寄付金を決めて、そのまま学校への寄付になったりするイ​ベントがあるそうです。日本ではあまり馴染みの無い方法だよねって、言ってました。



ということで、「練習」 - 日本のために - 
のようです。




Event Name:   PRACTICE FOR JAPAN


Date of Event: Saturday 9 April 2011 
Raising Funds For:  Suzuki children and families in Japan



Croatia 257€  +  Great Britain 7,873€  +  Denmark 2,200€  +  Poland  813€  +  Sweden 1,664€  +
Belgium  3,067€  +  Switzerland 1,785€ +  France  5,279€  +  Iceland 957€  +  Finland 2,517€  +
The Netherlands 3,624€  +  Norway 1,388€  +  Germany 5,966€  +  South Africa 230€  +
Lithuania  909€  +   Spain 11,179€  +  Estonia 364€ + Faroe Islands 295€ +  Italy 4,135€ + USA 770€



the ESA had raised 55,272 Euros for the Earthquake Relief Fund.


それは、子ども、一人ひとりの小さな、アクションの積み重ねということでした。スズキチルドレンのパワーに、感激しました。

もちろん、動画見ていただくとおわかりになるように、ただのおけいこに留まらず、いろいろ工夫をして演奏してくれています。


個人で、スポンサーを募るということが、身近に無いので、なかなか日本では思いつかない方法ですね。


先日のコンサートでは、子どもたちのつたない演奏ながら、コンサート自体を楽しんで下さった方もおられましたし、募金にもたくさん、ご協力いただけたことは、ほんとうに、ありがたいことでした。それは、募金という被災者への義損だけではなく、自分たちにできること、音楽の力を感じることができたわたしたちにとっても、よい機会でした。コンサート実施は、大人の力による部分も大きかったので、この 「練習」 という形で、より子どもたちの主体的に、それぞれが工夫してやれるのもいいなあと思いました。


夏休みになると、日ごろ、練習をお聞かせできない方に、スポンサーになっていただけそうでは?トライしてみませんか。 

1 件のコメント:

ぼん さんのコメント...

ぼんです。昨日は今世紀まれに見る長文メールに目を通していただき、ありがとうございました。早速、候補地のメールもいただき感謝感謝です。詳しく調べていきますね〜。

今回のように長文になると読まれる方も大変だし、「連絡事項ブログにupしてます。チェックお願いします。」もありかな?なんて思ったり。

practisの記事、大変興味深く読ませていただきました。う〜ん。確かになかなか日本にはない発想ですね。練習をして募金か〜。働いてお金を得ることのできない子供達にとってはいい方法ですね。お手伝いしてお駄賃もらって募金のような。

ほんとに相手を思いやる気持ちがないとできないことですね。うちの場合、普段あんなに嫌々(ごめんなさいっ!!!)練習に取りかかっているのですから・・・。でも、「そんな練習じゃ、お金は出せーん!!!」と言ってしまいそうです(_;)  気持ち、気持ち、気持ちが大事・・・そう言い聞かせます。  
では、また〜。