2010年8月24日火曜日

夏の合宿…三日目のようす

いよいよ 最終日。あっという間でした。

8月4日 またまたよい天気。朝から、太陽がギラギラ。
となる前に、外に出てお散歩でもしてみたら良かったのですが、体力が足りませんでした。
海辺の景色

 朝食は、私が事務室に確認したいことがあって手間取っているうちに、皆さんのご協力のおかげでスムーズに“いただきます”。業者のおじさんもおばさんも機嫌がよいうちに、済ますことができました。




グループ①
いよいよ最後のレッスンです。グループに分かれて、これまでのおさらいをしながら、お別れコンサートのリハーサル。
そこで、このポーズ。 わかります?
グループ②
台詞:赤城の山も今宵限り(名月・赤城山だったでしょうか)
鈴木先生がレッスンの中で繰り返し指導されていたこと、「腕全体から持ってきて弓をしっかり弦の上にのせて弾くための、一つの手段です。実際に有名な演奏家の中にも、音を出す前に、わざと一旦上に構えて持ってくる方もいますよ」の実演でした。
繰り返し繰り返し、しっかり弓を乗せて弾く、大きな音が出せるようにご指導を受けていました。

さあ、いよいよ最後。お別れコンサートです。
初日から練習したアンサンブルと、教本の中から、レッスンで重点的に取り上げていただいた曲を披露。そして、アンサンブルのために昨夜泊っていただいていたチェロの田辺さんに、急遽、懇親会の場で頼み込んで、ヴァイオリン教本に出てくるバッハ無伴奏チェロソナタの中から、少し弾いていただきました。

最後に、もちろん、きらきら星変奏曲です。明らかに初日とはちがう演奏だったように思います。よかったです。

演奏後、先生方、支部長さんのお話がありました。

先生とのお約束は…(2年前のは忘れていた子も多かったようですが(*_*))
今年は、「前の曲をしっかり練習します!!(復習をしっかりします。)」と、大きな声で宣言しました。
そして、記念撮影。合宿終了となりました。
記念撮影


合宿準備~期間中も役員のみならず、会員皆さんのお力で、今年の合宿が終了できましたことに、本当に感謝申し上げます。準備や連絡が至らなかったこと多々あると思います。ますます長崎支部の皆さんで仲良くよい活動ができますように、ぜひお気づきになったことをご連絡いただき、もしくは言いにい事は、今後の活動の際にフォローいただけますように、よろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました。

夏の合宿…二日目のようす


夜のこと。特に大きいほうの2階の部屋は冷房をし続けて就寝するのもどうかとクーラーが切れるようにしていたら、夜中、暑くなって目を覚ましだしたので、また一時間冷房…という感じでちょっと気になりながら、寝ていました。

8月3日、2日目も快晴。気温の上昇とともに起床時間がやってました。全館の冷房が先に効いて廊下は涼しかったのですが、部屋は日当たりが良すぎて、すぐ暑くなりました。

朝食時刻の変更について行き届いておらず、また、業者さんのことがよくわからなかったため、いやな思いをされた方もうしわけありませんでした。子どもたちの口から、「食堂のおばさん怖かった」って聞こえました。その後は先手必勝(業者さん対策)で。 


グループ2、研修室にいたはずが
さて、レッスン開始。


すこやかランドには、会館の前に広い公園。その真ん中は音楽堂になっていまして、いつの間にかそちらへ移動。
(先生の楽器いいんですか?多少、日は陰ってはいたようですが)
お母さんたちシャッターチャンス


休憩中の一般の婦人を取り囲むようにして、きらきら星でしょうか?手拍子(拍手?)をいただいていました。


グループ①は、鈴木先生のレッスン。お互い音を聞きあい、先生の音をまね、一人ずつひいたり、先生の楽しい実演やお話を吸収して、しっかりと伸びる音、よい音作りをしていました。鈴木鎮一先生のトナリゼーションです。
道具を大切にしなければならないというお話も折に触れて、していただきました。見せていただいた鈴木先生の松脂の減りの美しさにうっとりしていました。が、いやいや齊藤先生からも、「毛の根本の留め具をぶつけないように指を脇に添えましょう。溝ができると使える部分のロスがでるから毎回方向をずらして、面を平らなまま使っていきましょう」と、確かに教えていただいたはず…今一度、お手元の松脂をご確認ください。といっても、小さいうちは何度も落として割ってしまったりします。(余談ですが…私は以前割れた松脂をアルミカップに集めて再度固めて使わせたことがあります)
そうそう鈴木先生から、TRくんに、「今度、自分のお年玉で買ってね。しっかり大切に使うんだよ。」と、アドヴァイスがありました。





夕がた。レッスンを終え、夜のコンサートまでに、温泉を利用しまし、ひといき。たぶん、この時、中高生は、別のところで、宿題(をひろげつつの歓談)中と思われます。

夜のコンサート
1st Violin  齊藤 享
2nd Violin  鈴木 望
Viola      梶  耕輔
Violoncello  田辺 清士


夕がたの時間を利用してリハーサルをしていただき、8時少し前から約30分演奏していただきました。昼間の疲れからか、頭がふらついたりしている子もいましたが(昼間頑張っていたご愛嬌)、演奏会をこんなに間近に聞くことはなかなかありません。

コンサートのあとは、少し自由時間を楽しんで子どもたちは就寝。大人は、またまた恒例の懇親会2を行いました。先生方も本当にお疲れのところお付き合いいただいて、いろいろなお話を聞くことができて、普段思っていてもなかなか人と話すことのなかった問題が少し解決の糸口が見えたり、これも合宿の醍醐味の一つですね。



夏の合宿…一日目のようす

 今頃かい!って、ぜひ突っ込んでください。もはやあきらめておられた方も…
公私ともに、さまざまなイベント続きで、若干、燃え尽きておりました。先日書きかけた時は、ネットの不具合で消えてしまい…また放置。いかんですね。今月中にかたを付けなければ、毎日、のぞいてくださる皆様にもうしわけない。

 さて、その後もこんなに猛暑続きとは想像だにしていなかった、8月2日快晴の中、みずほすこやかランドにお昼を済ませて集合。早朝、家を出てこられたであろう鈴木望先生は、齊藤先生が長崎空港までお迎えに行ってくださり早めに到着されてました。13時に研修室借用時間開始。全員入らなければならないのに、手違いで狭いほうの部屋になってしまい窮屈で申し訳ありませんでしたが、「折角、冷房も入れたことだしと、鈴木先生がおっしゃってくださりありがとうございました。
 先生に少しお話をいただいた後、まずはじめは全体レッスン。13時20分頃には、周囲に布団が積んであり、荷物を寄せ、楽器を出して、“ザ・合宿”という感じでスタート。小一時間で休憩タイム。ここの研修室は、一切飲食不可なので、食堂に移動して、お茶などを少しずつ飲んでいました。おやつも用意して…。ところが「あー(おいしい)」と、喉が潤ったとたん、お菓子には目もくれず、そそくさとみんなレッスン室に戻っていくのです。私は、いろいろうろうろしているうちに、最初のレッスン見学しこねていたのですが、生徒の皆さんみんな瞳が輝くようにして、このレッスンを集中して受けてくれていたようで。
 鈴木望先生には、本当にぎりぎりになって無理なスケジュールをおしてきてくださっていたので、皆さんがそういう態度でいどんで下さっていて、とてもうれしく、ほっとした瞬間でした。

(撮影担当はこのあと到着)

レッスン後半 グループ①


後半、2グループに分かれてのアンサンブル曲などのレッスン。
生徒の皆さんの熱意が途切れなかったのでしょう。バーベキューの準備のできるぎりぎりまで、レッスンを続けていただきました。早く終わったら、高学年の皆さんには食材の準備をちょっと加勢してもらおうと思っていた私には、嬉しい誤算でした。

バーべキューは、汗だくの中、わいわい進みました。ちゃんととって食べられましたか?写真はこちらにありませんが、どなたか撮られましたか?焼いたり、注いだり、食べさせたり、食べたりで、みんな夢中でバーベキューに浸っていました。


すっかり、日が暮れ、花火をしました。ちょっと楽しみすぎて、温泉は閉館。急いで会館の浴室で入浴し、一日目の活動終了。

中高生は、宿題持ち込みで頑張っていました。
大人たちは、合宿恒例の懇親会もありました。

2010年8月9日月曜日

nagasaki…祈りの日

今日は、8月9日。
65年目の長崎平和祈念式典は、齊藤先生のヴァイオリンの音で、開式されました。

世界唯一といわれる被爆者による合唱団「ひまわり」の皆さんは、“もう2度と、自分たちと同じ苦しみが、あってはならない”と、非核・平和の祈りを歌声に込めて、訴えておられます。皆さんが被爆者つまり、ご高齢・健康不安を押しての活動です。齊藤先生は、音楽を通しての平和活動を志される中で早くからこの活動に参加され、前奏・助奏で花を添えておられます。
この数年間、9日に合わせて演奏を続けてこられ、今年は恵みの丘ホームの入居者の皆さんと合同で、初めて念願が叶い、原爆犠牲者慰霊長崎平和祈念式典の公式次第の中で演奏され、日本中そして国外にも、歌声が中継されました。



平和を祈る活動は、世界中であらゆるジャンルでまたジャンルを超えて、多くの知恵と力を合わせて行われています。 
世界中で恒久平和を祈っているはずなのに、世界に争い事は絶えず、核兵器もいまだ無くなりません。でも誰もあきらめることはできないはずです。

いつか確実に被爆者・大戦の経験者から直接話を伺う機会は失われます。今のうちに、子どもといっしょに、自由に音楽のできるこの時代のありがたさを、再確認していきたいと思います。そして、今の子どもたちが、平和を守る当事者とならなければなりません。世界共通語である音楽が、子どもたちのたくさんの仲間作りの手段の一つになってくれたらいいですね。

2010年8月7日土曜日

夏の合宿2010…終了

合宿が終了して早3日。
大変遅くなってしまいましたが、ご参加の皆さん大変お疲れ様でした。会員の皆様のご協力感謝申し上げます。

鈴木望先生・齊藤先生・チェロ賛助の田辺さんありがとうございました。

書かなければならないことはたくさんありますが、今日はひとまず、御礼まで。

今後も、写真等入れながら、合宿の様子をアップしていく予定です。ぜひ、皆さんもご感想など、投稿ください。