…子供たちだけでなく、万人のために、お父さんもおじさんもお兄さんもお姉さんも
ママとレッスン第5回は、弓の持ち方について。
カール=フレッシュの大著(「バイオリンの演奏技法」)にあるようなことは、まずは、おいといて、流儀に立ち入らずオーソドックスな基本を勉強しましょうと、おことわりがあります。
幼児が初めての時、弓の代わりに鉛筆を持って形を試すようすの解説。つまり上手な「きつねさん」の作り方、上になる4本の指がくっついてしまわないようなアドヴァイスです。子どもが理解しやすい、興味の続く言葉声かけをして、自然に正しい形に導いていかれる様子が、たくさんの写真とともに掲載されています。
持てたら、ボーイングの予備練習にひじから、曲げ伸ばしの練習ですが、ここでも、不必要な力が入らないように注意。
4本の指がくっついてしまわないように消しゴムを使っての補助具も紹介されています。
最後に、“子どもの心をつかむ達人”として、鈴木鎮一先生のエピソード。先生がまだ95才でご存命だったころの発行誌です。